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エスティマ AHR20Wの基礎知識
 ■■ バッテリ上がり時の処置 ■■
 
1. バッテリ上がり時の処置
□ 参 考 □
エスティマハイブリッドは12Vの補機バッテリと244.8VのHVバッテリを搭載しているため、バッテリ上がり時の
処置は2通りの方法があり、補機バッテリのバッテリ上がりの処置方法について記載します。
1) 補機バッテリ上がりの処置
■注 意■
  急速充電器は絶対に使用しない。
□参 考□
  補機バッテリ上がり時は次のような現象となる。
  IG ONにしてもメーターが表示しない。
  ハイブリッドシステムが始動しない。
  ヘッドランプが暗い。
  ホーンの音が小さい。
@ シフトレバーをPレンジにし、パーキングブレーキを掛ける。
A IG OFFにする。
B HVリレーブロックのカバーを取りはずす。
C 救援車の12Vバッテリと自車のバッテリをブースターケーブルを使用して図の順番に接続する。
接続順 接 続 箇 所
自車のバッテリ プラス(救援端子)
救援車バッテリ プラス
救援車バッテリ マイナス
自車のシリンダーヘッド
D 救援車のエンジンを始動し、エンジン回転を少し高めに
保持する。
E READY ONにし、ハイブリッドシステムを始動する。
 
 
 
 
 
 
 
 
■注 意■
 充電用端子でないため、THSシステムが起動しエンジンが
 始動したら直ちにブースターケーブルを接続の逆手順で切
 り離す。
□参考□
 ハイブリッドシステムが始動しないでHVバッテリウォーニング
 が点灯した場合は、HVバッテリの放電が考えられる。
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