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エスティマ AHR10の基礎知識
 ■■ バッテリ上がり時の処置 ■■
 
1. バッテリ上がり時の処置
□ 参 考 □
エスティマハイブリッドは12Vの補機バッテリと216VのHVバッテリを搭載しているため、バッテリ上がり時の
処置は2通りの方法がある。
1) 補機バッテリ上がりの処置
■注 意■
  急速充電器は絶対に使用しない。
□参 考□
  補機バッテリ上がりは次のような現象になる。イグニッションスイッチをONにしてもメーターが表示しない。
  ハイブリッドシステムが始動しない。ヘッドランプが暗い。ホーンの音が小さい。
@ シフトレバーをPレンジにし、パーキングブレーキを掛ける。
A イグニッションスイッチからキープレートを抜く。
B HVリレーブロックカバーを取りはずす。
C 救援車の12Vバッテリと自車のバッテリをブースターケーブルを使用して図の順番に接続する。
接続順 接 続 箇 所
自車の救援端子
救援車バッテリ プラス
救援車バッテリ マイナス
自車のシリンダーヘッド
■注 意■
  充電用端子ではないため、THSシステムが起動しエンジンが始動したらブースターケーブルを直ちに
  接続の逆手順で切り離す。
D 救援車のエンジンを始動し、エンジン回転を少し高めに保持する。
E イグニッションスイッチをSTARTにし、ハイブリッドシステムを始動する。
□参 考□
  ハイブリッドシステムが始動しないでHVバッテリウォーニングが点灯した場合は、HVバッテリの放電
  が考えられる。
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