|
|
|
|
■参 考■ |
|
|
|
|
|
● プリウスは、エンジン暖機状態でHVバッテリーの充電状態が良好な場合には、停車中にエンジンを自動停 |
|
|
止する。このため点火時期の点検など、停車中でもエンジンの連続運転が必要なときは、整備モード(MAI |
|
|
NTENANCE MODE)に移行する。 |
|
|
● TRCを採用しているため、スピードメータ・テスタなどで前輪のみ回転させる場合は、整備モード(MAINTEN |
|
|
ANCE MODEまたはCERTIFICATION MODE)に移行してTRCを解除する必要がある。 |
|
|
|
|
整備モードと主な使用目的 |
|
|
|
|
整備モード
(TaSCAN表示名称) |
主な使用目的 |
制御内容 |
MAINTENANCE MODE
(2WD(排ガス測定用)) |
● 点検時期点検などのエンジン調整
車両検査時のアイドルCO/HC点検
など
● スピードメーターテスター、2輪シャシ
ダイナモメーターでの試験など
|
● シフトポジションP時のエンジン強制
アイドリング
● TRC装置の作動禁止
|
CERTIFICATION MODE
(2WD(TRC禁止用)) |
スピードメーターテスター、2輪シャシダイ
ナモメーターでの試験など |
● TRC装置の作動禁止 |
|
|
|
|
|
MAINTENANCE MODE(2WD(排ガス測定用))への移行操作 |
|
|
|
|
■ |
テスタを使用しない場合 |
|
|
|
|
@ |
IG ONにして、60秒以内に下記の操作を行う。 |
|
|
@ シフトポジションPで、アクセル・ペダルを2回全開にする。 |
|
|
A 左足でブレーキペダルイを踏んだ状態でシフトポジションNにして、アクセル・ペダルを2回全開にする。 |
|
|
B Pポジションスイッチを押し、シフトポジションをPにして、アクセル・ペダルを2回全開にする。 |
|
|
|
|
|
■注 意■ |
|
|
アクセルペダルの操作は、アクセルペダルの全閉から全開を1回とする。 |
|
|
|
|
A |
整備モードに移行し、マルチディスプレイに”MAINTENANCE MODE”が表示される。 |
|
|
|
|
B |
ブレーキペダルを踏みREADY ONする。 |
|
|
|
|
C |
READYランプが点灯し、エンジンが連続運転となる。 |
|
|
|
|
|
■注 意■ |
|
|
● 整備モードでのアイドル回転数は、アクセルOFFで約1000r/min。 |
|
|
● Pポジション時のみ、アクセルペダルを踏むとアクセル開度中程度までは約1500r/min、それ以上全開 |
|
|
までは約2500r/minでレーシングする。 |
|
|
● 整備モード中にダイアグコードが記憶されると、マスターウォーニングが点灯する。 |
|
|
● 整備モードで作業中にマスターウォーニングが点灯し続けた場合は、整備モードを停止してダイアグコード |
|
|
の点検を行う。 |
|
|
|
|
CERTIFICATION MODE(2WD(TRC禁止用))への移行操作 |
|
|
|
|
■ |
テスタを使用しない場合 |
|
|
|
|
@ |
IG ONにして、60秒以内に下記の操作を行う。 |
|
|
@ シフトポジションPで、アクセルペダルを3回全開にする。 |
|
|
A 左足でブレーキペダルを踏んだ状態でシフトポジションNにして、アクセルペダルを3回全開にする。 |
|
|
B Pポジションスイッチを押し、シフトポジションPにして、アクセルペダルを3回全開にする。 |
|
|
|
|
|
■注 意■ |
|
|
アクセルペダルの操作は、アクセルペダルの全閉から全開を1回とする。 |
|
|
|
|
A |
整備モードに移行し、マルチディスプレイに”CERTIFICATION MODE”が表示される。 |
|
|
|
|
B |
ブレーキペダルを踏み、READY ONする。 |
|
|
|
|
C |
READYランプが点灯することを確認する。 |
|
|
|