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高電圧回路に関わる点検・整備を行うエンジニアには労働安全衛生法により「低圧電気取扱特別教育」の |
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受講が義務付けられている。 |
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A |
高電圧回路のワイヤ・ハーネス、コネクタはオレンジ色で統一してある。また、HVバッテリをはじめ高電圧に関わ |
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る部品には「高電圧」のコーション・ラベルが貼付してある。 |
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これらの配線や部品には不用意に手を触れない。 |
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B |
高電圧系統の点検・整備を行う場合は、絶縁手袋の着用並びにサービス・プラグの取り外しなど、感電防止 |
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措置を確実に実施する。また、取り外したサービス・プラグは、作業中に他のエンジニアが誤って接続することが |
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ないようポケットに入れて携帯する。 |
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■注 意■ |
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サービス・プラグを取り外した状態でプッシュ・スタート・スイッチ ON(READY)にしない。 |
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電池ECU(バッテリ・コンピュータ)が故障する可能性があります。 |
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C |
サービス・プラグを抜いてから高電圧のコネクタや端子に触れるまでに、5分間の時間を確保する。 |
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■参 考■ |
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インバータ内の高電圧コンデンサが放電するための時間である。 |
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D |
絶縁手袋は使用前にひび、割れ、破れその他損傷がないことを確認する。また、湿潤した絶縁手袋は使用し |
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ない。 |
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E |
作業時は、シャープ・ペンシルやスケールなど落下して短絡のおそれのある金属製品を身に付けない。 |
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F |
絶縁被膜のない高電圧端子に触れるときは、事前に絶縁手袋を着用し、テスタで電圧が0Vであることを確 |
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認する。 |
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G |
高電圧のコネクタや端子は取り外した後、直ちに絶縁テープで絶縁処置を施す。 |
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